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04/06/2012

3月10日 小豆島・寒霞渓100kmウルトラ遠足(とおあし)

練習不足でちょっと不安なまま、といってジタバタしてもどうしようもないので何とかなるさと小豆島に向かいました。

13時三ノ宮で師匠たちと待ち合わせ、雨だしバスも30分に一本なのでタクシーで港に。

すでにフェリーターミナルはランナーでいっぱい、ワインボトルを開けている人たちもいた。
フェリーはガラガラに空いていてのんびり3時間の船旅を楽しんだ。
ツアーズで行ったので宿までバス。
「船が少し遅れたから受付会場に行かずにすぐにそれぞれのホテルや宿に行きます、明朝、受付してください」という添乗員に皆さんブーイング。
なんとか受付会場に行ってもらって、宿へ。
私たちの宿は受付会場の上の丘の上にある「ふるさと荘」。

公共の宿だけれど職員の方のサービスも感じよかったし、お料理もお腹にちょうど良い感じだった。

ゼッケン付けたり、会場に預けておく荷物や途中預けの荷物など準備して就寝。

2時半起床、目覚ましが賑やかな音を鳴らしてくれたにもかかわらず、誰も起きない。  7、8分してやっとムックリ起きだす。

天気予報では雨の心配は無いという感じだったけれど、寒霞渓は700mの山だし、保険のつもりでビニールカッパをリュックに入れ、ウィンドブレーカー、手袋を薄手のウール、ポリエステルのと2枚予備に入れる。
後ろの方のランナーにもエイドの食べ物が残っているのかな~?と、これも保険のつもりでソイジョイとかいくつか非常食を持って行く。
雨や冷えの対策で長いオーバーパンツを着るつもりだったけれど、走り出すと暑くなるかもしれないので短めのものに着替え、レッグウォーマーとして 途中で脱ぐつもりでサポーターをはいた。上は、ファイントラックの半袖メッシュをアンダーに、長袖tシャツ、ウィンドブレーカーのベスト。

会場は600人のランナーでいっぱい。
マイクで海宝さんが何か注意を話しているようだったけれど、何を話しているのか聞こうとしても言葉が散って聞き取れなかった。
少ない参加者でほとんど一人旅になりそうな大会だったら、聞き漏らさずにと思うのだけれど、あれだけ参加者が多く、サポートもありそうな大会だから、まあ、何とかなるだろうと思った。 これが失敗のもと、ちゃんと聞いておけば・・・ということになってしまう。

「緊張感のないスタートやな~」と近くにいた人が言っていた。
いや~、丹後七姫のスタートはもっとのんびりしてるで~と思いながらスタート。

キャンドルの誘導灯に沿って坂を上るが道がどんな方向に行っているのか意識もせずにみんなに着いて行く。

600人も参加者が居ると、けっこう「大会やな~」という感じがする。
すぐに登り道がしばらく続く、「いきなりこんな登りはきついね」と横で話すひとがいるが、箕面の駅で待ち合わせての練習会は駅からずーっと登りだから、「ほー?そうかいな」とえらそうに思いながら走るも、つぎつぎ抜いて行かれてしまう。
5時スタートは3月ではまだ真っ暗、しばらくヘッドライト着けて走る。
昨年の山の夜道で穴に足を取られて怪我をして以来、暗いしかも知らない道は怖くてブレーキがかかってしまうようになった。
それでなくても遅いのに・・・。

地図はチラッと見て予習はしていて、大まかなコースイメージは解っていたけれど、
トイレの位置がまばらなのが気にかかっていた。
他にもいざとなったらお借りできそうな公衆トイレとか工事現場やガソリンスタンドとか、誰もいない所とか、ありそうなんだけれど、土地勘も無いのでぜんぜん期待できない。
とにかく、大会側が準備してくれているトイレで寄るしかない。

登っては下って、10km先にエイドがあり、そのすぐ先に何やら行列が。
スタッフの方にトイレは?と聞くと、気の毒な~という表現で教えてくれたのがその行列だった。
この先5km以内にトイレがあればその行列はパスするつもりだったけれど、次のトイレまで我慢できたとして、そこでまた待つだろうから・・・そうなったら脂汗もんだと思い、泣く泣く並ぶ。
早朝出なかったからちょうど良い運動した所で、という人が多かったのか?
男性も半分くらい、男性が列に並んでトイレって言うことは、大しかないし、一人3分くらいとしてトイレは2個、早くても20分から30分かかってしまう。
「う~、」考えたがやっぱりここで済ますのが無難。

結局、ここで25分費やしてしまう。
もう、全く最後尾といった感じ。
それしか方法は無かった・・と自分に言い聞かせながら行くと、しばらく先に神社があり、その先にきれいな公衆トイレがあるじゃないですか!
ロスタイムを縮めるつもりもあり、アップダウンもがんばる。
そういえば、地図にははじめの辺りにアップダウンが示されていたなー。

スタート地点の上の高台に宿泊した施設があるが、その後ろの道路を通る。
うっすら晴れて来た。 晴れると暑いくらいに感じたが、気温は低めなので走っていて丁度いい感じだった。

コースの両側にオリーブの畑を見ながらゆるいアップダウンの道を進みながら、寒霞渓への登りが前半から始まっていたようなことを思い出す。
リュックの中にしまい込んだ地図を出して確かめれば良いのだけれど、矢印もちゃんと着けられているし、ランナーも前後ろにいるので地図をわざわざ出して見る気にもなれず、さしとて、あとどれくらい行ったら寒霞渓に向かうのかな~?と気になってしょうがなかった。
・・とそこに、前方に地図を見ているランナーが。

「寒霞渓への登りはまだまだでしょうか?」と聞いてみた。
もうあと少し2km先に行くと32km地点の分岐でそこから寒霞渓へ向かうことになっていた。 この大会の一番目玉の寒霞渓への道、あと少しで向かえると思ったらわくわくした。
港に出ると駐車場いっぱいにランナーが集まっていた。
ずらっと店だしされたエイド、定番のバナナやオレンジやパン以外にたくさんのお菓子や食べ物が並べられていて、ボランティアさんたちが忙しそうに接待してくれていた。
これまでのエイドでは苺にありつけなくて、あきらめていたけれど、ここでは豊富にあったので後の人の分とか気にしながらも何個かいただいた。
焼き芋とか、安納芋のグラッセとか、オリーブチョコレートとか、プリンタルトとか、お腹いっぱいいただいて、「いざ!寒霞渓へ」

しばらくは平らな道、先に傾斜が見えてきた所でペットボトル飲料の小さいのを一つ買った。 見れば、ほとんどのランナーがペットボトルを携帯していたので、必要ないかな?と思ったけれど、700m登るのだからと保険のつもりで。

カーブの具合、登りの感じなどが、数年前に参加した九州の大会での雲仙への登りを思い出した。
あの時は、関門があって、「なあんだ、それくらいの関門、問題無しや!」とタカをくくっていて、豪華なエイドを楽しみながら走っていたら危ない感じになってしまい、ずーっとしゃべらず黙々と走って登ったな~、あの時はよく頑張ったな~。
など思い、進む。
まわりはけっこう歩いているので、つい引き込まれて自分も歩いてしまう。
練習の時には師匠たちがどんな坂道も全くと言って良い程歩かないし、中途半端なとこで歩いてしまったら置いて行かれてしまうので、「あーあかん、こんな位の所で歩いてしまったら、「こんなとこで歩いてっ!!」とゲキが飛んできそうや」と思い、頑張る。
大きなうんちがいっぱい転がっている。
こんな所で犬の散歩させるんかいな、放ったらかしはいかんな!と思ったが、よく考えると、猿のうんちだった。 中型犬くらいのうんちくらい大きかったので、たくさん食べ物があるんだなと思った。

やがて、トップランナーとすれ違う。
白鳥のチュチュ姿のランナーも。 へ~あんな格好で速いなと感心したが、途中でへばっていたらしい。 でも、10時間くらいだったそうで、やっぱりすごい。

三叉路からはすれ違い無し、寒霞渓への周回コースとなる。
エイドステーション、ここはかなり寒そう。

ロープウェイ乗り場からは遊歩道となり、うんちを避けて真っすぐには進めない。
道はコンクリートだがコケが張り付いているし濡れていて滑って走れない感じ。
ここはずーっと歩く。
途中でお猿さんが居た。 
程なく開けた所に出たが、そこで知り合いランナーが横から来て「朝、寝坊してね~、起きたのが5時2分前だった」と合流。
途中からコースを走っているのだとか言っていたが、しっかりちゃっかりゼッケンを着けていた・・・ええんかな~?
彼女たち、前日、昼間からワインボトルかかえてたし。

寒霞渓の頂上レストハウスの一部がエイドステーションとして使われていた。
預けた荷物を受け取り、暖かいにゅうめんを頂き、トイレ済ませてさっさと進む。
休憩などしたくない程の気温、ゆっくりしていたらかなりの寒さを感じたと思う。
預けた荷物と言っても、ドリンクとホカロンのみ。
下腹部に張ったホカロンはまだまだ暖かかったので、せっかく預けておいたホカロンをリュックに入れずにそのままスタッフに返してスタートしてしまった事をちょっと後悔した。 夕方用に持って行くべきだった。
実は、少々暖かくても下腹は冷えてお腹の調子が狂う事が多いので、タイツに小さなホカロンを張っておくようにしている。
走って暑いように思っても、内蔵はかなり冷えている事がある。

頂上駐車場と書いていたが、標高は640mくらい。
そこから登りはまだまだあり、ちゃんと地図通り700m登る事になっていた。
道の端には雪が残っていたし、かなり気温は低いようだった。
手袋は薄いポリエステルとウールのを2枚余分に持ってきていたので着用していた手袋の上からポリの方を重ねてはめた。
ウィンドブレーカーもしっかりした方を持ってきていたので、着て走ってもなかなか暖かくなってこないくらいだった。
神戸のこーちゃんさんに出会う、ここまで何回も出会ってきたが、調子悪そうで、ほとんど歩いていても速い人は速いんだな~と思った。
じつは・・この大会でこーちゃんさんに始めに出会った時は、「200を6で割ると・・えーっと、ブツブツブツ・・・」と変な人やな~、さっさと追 い越してかかわり合いにならんようにしよう・・・と追い越したら、「あれー、YOKKOさんやん、がんばろう」と声をかけられ、ぎょっとして振り返ったら こーちゃんさんだった。
案外頂上は近かったな、得した気分、なんて思っていたが、700mまで遠く感じた。

下りもずーっとずーっと下りが続く。
下りって、こんなに登った覚え無いけどな~といつも思う。
下っても下っても、海が遠い、下に見える山はいつまでも下にしか見えない。

下りの途中にエイドがあった、三叉路まで何も無いかも、と思っていただけにすっごく嬉しかった。
まだまだ続く下りに備えて、胃袋を重くしておかないと気分悪くなってしまうし。
ここには炭火で焼き鳥を焼いてくれていた。
ビール欲しいくらいだった。

三叉路のエイドも寒い中、長時間大変だ。

下って行くに従ってさすがに暑くなってきたのでウィンドブレーカーを仕舞い、手袋も一枚にした。

草壁港の分岐のエイドにもどると、巻き寿司やおぜんざいなど寒霞渓へ行く前の時点とは違うものも出してくださっていた。
24の瞳映画村を往復してきたNAMIさんと会った。

ここから約10km先の二十四の瞳映画村を往復する。

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10/13/2011

9月25日 北アルプス 南岳小屋~槍平~新穂高温泉

朝、小屋から出て日の出を見ました。

朝ごはんをお腹いっぱい食べて、下山です。
南岳から槍平への下り道、どんな道なのかドキドキです。
少し下ると岩だらけのガレたところを目印のペンキや竹の棒を見失わないように下ります。
二人組の女性たちはどんどん下って行きました。
「木の道がこわい」と小屋で誰かが言っていました。
木を簡単に組んだ橋が岩の切れたところに渡しています。
捕まる壁はありません。
近づくとロープが手掛かりに渡していました。

怖いって言っていたのはこの部分かなぁ?と思いながら下っていくと、1999年新道と書かれた小さな看板がありました。

槍ヶ岳で私に教えてくれた人は「とにかく急な下り道、あまり歩きやすい道ではないけれど、南岳からなら一番速いよ」と言っていましたが、その人はこの道を通ったのでしょうか?

鎖のかかったところを登ると、やせ尾根に30センチくらいの木の道が付けられています。
まったくつかまるところがありません。
ストックを突くところもありません。
「ひえ~でたぁ~」これですね!怖い部分って。
風は爽やか、冷たい風ですが、冷や汗かいて通過しました。
先に行った人たちが少し広くなった部分で休んでいました。
わたしも、休むほどの距離を進んでいないのにザックを下して一呼吸入れました。
手で捕まるところのない道って怖いもんです、しかも、木の道。

草付の道とはいえ、岩場も多く、ゆっくりゆっくり細心の注意を払って下りました。

後から来る人もゆっくりらしく、追いついて来ません。

やがて、岩ごろごろの所で、岩が凍っていてツルツル滑り、なかなか進めません。
平に見える岩もそおっと、そおっと、足を置いて、蹴らずに次へ行かないとツルットいってしまいます。
もうこうなったら、恰好も気にしていられません、誰も見てないし、四つん這い状態にもなりました。

だんだん這松から樹林帯へと下っていくと、凍った岩もなくなりましたが、下っても下ってもなかなか沢は遠くに見えます。

梯子のような階段のようなのも、はじめは恐々、後ろ向いてみっともなく下りましたが、だんだん慣れてきて、前を向いて普通に歩いて下れるようになりました。

こんなに登ったんだろうか~?
と思いながらやっと岩ばかりの沢にたどり着きました。
沢に下ったらすぐに槍平小屋だと思っていましたが、まだまだ岩の沢や、山道を下って、やっとやっと、槍平小屋が見えたときは、さっきまで「まだかなぁ?」と思っていたのをすっかり忘れてしまいました。
9時50分くらいだったけれど、小屋ではコーヒーをいれてくれました。

ここからは岩も多いけれどなだらかな山道を大きなブナの森を楽しみながら下りました。
白出の沢を渡ると、そこからは林道歩きです。
奥穂高への分岐がありました。
ここから奥穂高まで登るのは厳しいのかな?と思いながら下ります。

ちょっと退屈な林道の先に、穂高平小屋があり、夏山だけの近道を通って行きました。
もう山道終わりと思ってちょっと残念だっただけに、嬉しい山道でした。

新穂高温泉までほどなくつきました。
13時45分くらい着。
14時55分の高山行きバスまで、ゆっくり温泉に入って過ごしました。
でも、1時間はあっというまに過ぎてしまって、バスまで走って行きました。

途中で、前後になりながら同じ道を進んだ若いカップルとの出会いや、いろんな人との出会いがあって、お話もいっぱいできたし、独りっていうのも楽しかったです。

岐阜まで特急、岐阜からは在来線で帰ってきました。

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笠が岳にも朝日があたる

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穂高を見ながら下ります

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怖い木の道ってこれ??ロープもあるし、楽勝・・・と思っていたら・・・

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這松はあるけれど、両側切れ落ちたやせ尾根、ストックついてバランスもとれないし、緊張しました。

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やっと沢まで下りたのに、山小屋は見えず。岩ばっかり。


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西穂高、ジャンダルムが見えました。

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槍平から新穂高温泉まではブナや白樺などの森と岩の沢を繰り返し通ります。

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白出沢って、穂高岳山荘のある白出のコルに続いているのかなぁ?
ここを過ぎると林道。


9月24日 北アルプス・双六小屋~槍ヶ岳~南岳小屋

5時40分頃、朝日を見に外へ出たけれど、鷲羽岳や双六岳への上り道が朝陽に照らされているのを見るだけ、双六小屋は谷間のようになったところにあるので、樅沢岳に登らないと日の出は見えません。

山小屋の朝ごはんは美味しくてご飯もたくさん食べました。

6時52分頃小屋をでました。

小屋の主人や小屋番の人たちが見送ってくれました。

すぐに樅沢岳の登り、振り返ると双六岳や笠が岳の眺めが素晴らしい。
樅沢岳、7時23分。
コースから少し外れたところに展望スペースがありました。
目の前に槍ヶ岳がどーんと見え、これから歩く西鎌尾根、左に北鎌尾根、右には穂高連峰が連なっています。
「これこれ。この眺めが見たかったの。」とにんまりして写真を撮りまくる。
飛騨側からの槍ヶ岳は朝日に向かって逆光となり、さらにその姿はどっしりと感じます。

西鎌尾根はなだらかな稜線を描いて槍の穂先へと続いています。
あまりのんびりしていると、混雑の槍ヶ岳山荘に泊まらないといけなくなるから、出発します。
歩き始めてすぐに足元にライチョウを見ました。あまりに近くて私もライチョウもびっくりしました。

雲は遠くの山と山の間に雲海を作っていますが私の上には一つの雲もないくらいの快晴です。

雲上の散歩道ってまさにこの道のことだなぁ・・とスキップしたくなるくらいの気分です。

歩き始めは誰の姿も見えなかったけれど、少し進むと先に出た人に追いついていきました。
飛び石連休の土曜日、こちらから登る人は少ないと言ってもぱらぱら人影を見ます。
ガイド付きの十数人のグループもいました。

ずーっと、目の前に槍ヶ岳を見ながら進みます。
斜め後ろには笠が岳が美しく見えます。
草紅葉くらい楽しめるかなぁ?と思っていましたが、枯れた葉っぱばかり。
わずかに赤くなった草の葉っぱを見る程度でした。
木の実はナナカマドをはじめ、いろんな赤い実や黒い実、キイチゴなども見られたけれど、紅葉する前にチジれて枯れかかっています、あと1週間や十日後になっても今年の紅葉はあまりぱっとしないかもしれないなぁ・・など思ってしまいます。

槍ヶ岳が近くなってくるに従って、道にはごろごろ岩が多くなり、アルプスらしい感じになってきました。
10時5分、千丈乗越。
鎖場もありますが、道幅も広く、そんなに鎖を掴まなくてはいけないような感じではありません。
槍ヶ岳山荘が見えてからが長く、なかなか近くならないなぁと思いながら歩いていましたが、槍ヶ岳の見え方が変わってきて、小槍が大きく見えてくると少し急登となりまもなく槍の肩に到着しました。 「まだまだ、まだまだ・・」と思いながら登っていたので、槍の肩に出たときはあっけない感じがしました。 11時4分。

槍ヶ岳の穂先にはたくさんの人が取りついて、カラフルなウェアが連なって槍ヶ岳の飾りのようになっています。
降りてきた人に「どれくらいかかりましたか?」と尋ねると、「自分の時で1時間15分くらいだから、今だと1時間半はかかるかしら?」と言っていたので、穂先はやめて、のんびりパンをかじって、山荘で熱いココアを入れてもらって、高みの見物を言った感じで過ごしていました。
これから南岳小屋まで急いで行ってもしょうがないし、ゆっくり過ごそうといところです。

しかし、声をかけてきた人が、「こんなに快晴の時に槍に登れるなんて、めったにないらしいよ、ぜひ登ってきた方が良いと思うよ」と話してくれ、ほかの人も「小屋番の人がこんなにいい天気はめったにないと言っていたよ」と言うので、大渋滞を我慢して登ることにしました。

最後尾に着いたときは12時10分。
すぐ後ろの方に「11時過ぎに着いてから今まで何してたの?」と言われてしまいました。
かなり列がのびているようでした。 2時間かかるかも。
10分くらいほんの一歩も進みません。 下ってくる人があまりに少ない感じがします。
頂上では記念写真を撮る順番待ちしているとか・・・頂上はたくさん人が居れないから一人降りて一人登ってと言う感じです。
梯子の近くに、団体のリーダーさんかガイドさんみたいな人が居るみたいで、ちゃんとみなさん梯子に取りつくルール(おひとり様限り)を守っています。
「あー良かった、」
渋滞するとマナーの悪い人が次々と梯子につかまって、複数人数が一つのはしごに・・という無法地帯だという記事を見たことがあったので、大丈夫だろうかと思っていたのです。


気温は低くても日差しがあったのでなんとか過ごせました。
ウィンドブレーカーの下に綿入れジャケット着ています。
秋山のために少し厚めの生地のパンツ買って良かった~。

下ってくる人のために岩に張り付いたようになって過ごします。
するすると進んだからと言って調子に乗って登ろうとするといきなりストップです。
まるでヤモリのような恰好になってしまった時もありました。
途中で飛騨側に回り込みます。 ここは一方通行のところで足場も普通の道のような感じですが飛騨側は風が冷たくピューピュー吹いて寒くてじっとしてられない感じでした。

一人下って一人上にあがれる、梯子の下でワクワクしながら待ちます。

13時51分、1時間40分かかってやっと頂上に登るとみんな学校の朝礼時のように立ったままぴったりと並んでいます。
一人ずつ小さな祠の前で記念写真撮るのを待っているのです。
立ったまま待ちながら景色を楽しみました。
朝から歩いてきた西鎌尾根の稜線、これから行く南岳への稜線、その向こうには穂高の峰々、ギザギザの北鎌尾根。
私のすぐ後ろだった人は九州から来た人だったけれど、北アルプスをよく知っていて、あれは野口五郎岳、野口五郎のカール、薬師岳、三俣蓮華岳とかいろいろ教えてくれました。
小槍を通って反対側からクライミングしてきたグループはなんと、その九州の人のクライミングの先生一行でした。

白馬岳、鹿島槍、富士山もしっかり見えました。

順番に押し出されるように下ります。
下りは危険なところには梯子や鎖があるのでするすると20分くらいで下れました。

槍の頂上を目指す列はどんどん伸びて山荘近くまで来ています。
双六小屋でお話ししたグループが最後尾に並んでいました。
「もう登ってきたの?ぼくたち、やっとここに着いたところだよ」とのんきに言っていましたが、彼らが下ってきたころは槍ヶ岳山荘に寝る場所があるんでしょうか???

山荘の周りも中も人・ひと・人でいっぱい。
その状態を見て、「どうしようかなぁ?」ってちょっと迷っていた気持ちがはっきり決まりました。
サブザックをさっさと片付けて、綿入れを脱いで、南岳小屋を目指すことにしました。
殺生ヒュッテにしようか?とも思ったけれど、大キレットを間近に見てみたいと思ったし、南岳小屋にも興味があったし。

槍ヶ岳のテント場を通ると、西鎌尾根で出会ったグループがテント場を確保できて悠々と過ごしていました。 南岳まで行くというと、「気を付けてね」と見送ってくれた。

振り返って槍ヶ岳を写真に撮ったり・・急がないといけないはずが、なかなかのんびりした出発になってしまった。
テント場を下り始めたのが14時45分くらい。
本来なら山小屋に着いていたい時刻だけれど、雲一つない空に背中を押された感じで進みます。
たまに槍に向かう人にすれ違います。
静かな登山道。

岩ごろごろの下り道は注意しながらゆっくりゆっくり行きます。
こんなところで転んだりすると大変です。
時間がかかっても、とにかく慎重に。

下っては登り、大喰岳を通過したらしい・・どこら辺が大喰岳だったかよく覚えてない。

15時45分中岳。 道標で知らない間に大喰岳を通過したんだ~とわかった。
ケルンがいっぱいあったところがそうかな?

中岳のピークでは同じ高さに槍ヶ岳が見えました。
自動シャッターで写真を撮ったけれど何度撮っても風でぶれてボケボケになってしまいました。

南岳への下りで岩のルートの印を見失ってしまいました。
まるで道のようでしたが、違ったようです。
どちらにも進めそうで足場が悪い、これは間違ったな、と思ったので登り返します。
南岳への稜線上に人が居て、大きな声でしゃべっているのが前方少し上の方で聞こえました。

正しいルートに戻るとしばらく登り、なだらかな南岳に着きました。
天狗原への分岐16時45分、
南岳17時5分。
やっと近くに山小屋が見えました。
下りにかなり慎重になり、ゆっくり下ったので、17時になってしまいました。
苦手な下り、岩ゴツゴツの下りが結構多くて時間がかかりました。

17時13分南岳小屋着。
暖かい小屋に入るとホッとしました。
こじんまりした山小屋は感じが良く、人もそんなに多くなく落ち着いた感じでした。

女性部屋に案内され、まだ後から到着する人が居るから部屋はちょうどいっぱいになりますよと言われました。

ここはトイレに行っても流しが蓋され、手が洗えません。
濡れティッシュで拭きましたが、顔を洗うのに水を買うというのは普通だけれど、それさえできません。 ほかの宿泊者に聞いたところ、この小屋では顔を洗ったり、歯を磨いたりしないでくださいということらしい。
もちろん、外でもダメ。
してはいけないんだったら、それはそれで世話無くて良いかな?って思ってしまいました。
洗面所の順番待ちしなくていいし。
どうせ山に来たら、洗顔だってパシャパシャと顔を濡らす程度だし。

夕ご飯の呼びかけがあったけれど、ちょうど夕焼けの時間だったので、急いで小屋の横の高台に登り、しばらく夕焼けや、夕日に照らされる穂高の峰々、大キレットの眺めを楽しみました。

でも、かなり寒かった。

夕ご飯も他の人たちとお話が弾み楽しかった。

膝痛で心配だという人が、ロキソニンが足りなくなったというので私のをあげました。
ついでに、湿布薬も。

夜は星もきれいでした。
ミルキーウェイや彗星もよく見えました。

紅葉には少し早かったけれど、気温はもう真冬。
昼間でも登山道の土のあるところには霜柱が10cm以上に伸びて、全然解けていなかった。

小屋の中はドラム缶みたいなストーブがあって暖かかったです。

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双六小屋に樅沢岳の影が。


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槍、穂高連峰・手前の尾根はこれから歩く西鎌尾根


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高度が増すと、霜柱の長さも長ーく・・10cm以上


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飛騨側から槍ヶ岳を見たかった、その姿が目の前に。
ずーっと槍を見ながらのんびり、最高の雲上ハイキング。

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なだらかな西鎌尾根

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遠くに見えるのは、きっと、白馬・そして、鹿島槍・・かな~

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渋滞を我慢して槍の穂先で。

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中岳から槍を振り返ると、同じ高さに見えます。
槍の左が西鎌尾根。

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やっと着いた~南岳小屋

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大キレット、スリルありそう~


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