Recent Comments

Recent Trackbacks

« 山口萩往還 完踏 | Main | 山口萩往還。仙崎~鯨墓~宗頭~ »

05/09/2009

萩往還・スタートへ・・・スタートから千畳敷

萩へあと数日というとき、母の容態が急変した。
頭痛が続いていて、痛み止めが効かなくなっていたので脳外科の医者が出した鎮静剤のようなものを飲み始めて足腰が立たなくなり、全身の力もすっかり抜けてしまい、自力で座ることも出来ない状態になった。
嘔吐が続き、目が離せない。
仕事を休んでしばらく看護した。 意識もうつらうつらして、まるで夢の中で返事したりしているようだった。
このまま逝ってしまうのかな?
癌の苦しみで最期を迎えるより本人にとっては良いかもしれないな。
とか思っていた。

今年の萩往還は行けないかな?と思っていたけれど、薬を止めて時間が経つにつれて意識がはっきりしてきたし、1日には自分から食欲をうったえ、美味しいと言っていろいろ食べて目に見えて元気がすこーしずつ戻ってきているように見えたので、私は萩往還へ行く事にした。

娘二人におじいちゃんの手伝いをお願いした。

1日の夜、家に帰って夫の食事作ったりしたら、もうぐったりだった。
何も、マラニックの準備などしていなかったけれど、まず、睡眠だ!!
と、寝て、朝に準備する事にした。

疲れた身体と頭で準備しても、無駄に時間がかかってしまうだけで、睡眠が採れなくなる恐れもあったので、まず、睡眠したことは大正解だったと思うし、あの時はもうボロッという感じで眠ってしまった。

朝起きて、ウェア、お腹の漢方薬、ヘッドライト、チカチカライト(主催者からいただけるけれど、いつも重くて大きいので、少し小さくて軽いもの)、携帯電話のスペアバッテリー、テーピングテープや絆創膏、傷用軟膏、雨具、日焼け止め、他にいろいろ。
預け用の荷物、スペアシューズ。
さあ行こうと思ったときに気がついた。
いつも愛用の中敷を新調したのに、シューズに合わせて切っていなかったし、装着していなかった。
あわてて切って装着する。

腕時計を忘れて家に戻ったり、ちょっとヤバヤバ~、で、どたばたしながら出発。

JRの駅で、目の前を電車がスタートして行く。
まぁ大丈夫、と思ったら次の電車が遅れて来る。

新幹線の券売機で操作しようとしたら、受け付けてくれない。
あまりに直前の切符は機械では駄目なのだろうか???
近くにいた若い駅員がいろいろやってくれたけれど駄目。
先輩のような女性の駅員が急いでオフィスに駆け込んで切符を持ってきてくれた。
「走ってくださいね!」
「はいっ」と改札に入って、階段を登りかけて、違うホームだと気付き、隣のホームへ。
すでに「プルルルル・・・」と発車のベルが鳴っている。
「待ってくれぇ~」と半分あきらめながら駆け上ると、もう一度ドアが開いたので駆け込んだ。 セーフ、セーフ。

いつも大荷物になってしまいます。
今回は大丈夫、と思っていたのに、ちゃんと準備する暇が無かったので、また詰め込むだけ詰め込んで。
早めに現地へ着いてゆっくりできるように、昨年より早い新幹線でした。

新山口から山口までは在来線で25分位かかります。

ホームで○見さんと○見さんの友人のケンさん、他にも知り合いに出会います。
山口から瑠璃光寺の受付までタクシーで行き、荷物を置いて説明会場へ行きます。 くーさんにも会いました。
女性の更衣室を提供してくださっているお店の女将さんに御挨拶します。 一年に一度しか会わない方なのに、ずーっと前から知り合いのような懐かしさを感じさせる方です。

スーパーでお弁当を買い、更衣室で食べたり、テーピングしたり、あれこれ準備していると、あっという間に17時前くらいになり、急いで第1ウェーブ位置に並びます。

コース途中で預ける荷物、二ヵ所あるのに、なぜか?思い込みで1ヶ所分しか用意してません。 何度も来ているのに。
しかも、140kmの部だって2ヶ所に預けられるのに・・・。

実際は宗頭だけあれば充分なので大丈夫。
しかし、第1ウェーブに並ぶ事だけ気にしていたので、自分のゼッケンナンバーの位置だけ確認し、油谷行きと宗頭行きの区別を忘れてしまっていました。
これは、スタートしてしばらくして気がついたので、宗頭に行くまでずーっと、「わたしの荷物ちゃんと宗頭にあるかなぁ?」と気にしていました。

021650rurikouji 約1時間スタートラインの一番前に陣取り、座って周りの皆さんとお喋りしながら待ちます。021750onokaityou
小野会長(前会長)さんもスタート近くに来てくれて一緒に「えい、えい、おー!!」の掛け声をかけてくれました。

                            

                              

                            

                             

ゆっくりスタートです。
地下道を通ったり、駅前を渡ったり、陸橋を登って、川沿いの自転車道を進みます。
夕方の優しい光の中のこの道は大好きです。
昨年は何とかスタートして少しでも走れるようになったことに感謝しながら、また、どこまで脚がもつのだろうと思いながらゆっくり走っていました。
今年は、私が預けた荷物、ひょっとして油谷行きの方に置いてしまったかな?だとしたら、175km地点宗頭には何にも無い事になるなぁ・・リタイアさえしなかったら何とかなるさ~・・・など荷物の心配くらいです。

薄暮の頃、上郷駅のエイドに着く。
パンとバナナをいただくが、スタート前にカツ弁当をガッツリ食べたのでお腹が空いていない。
ヘッドライトを出して頭に装着。
今年、思い切って新調したライトはブラックダイアモンドのICON。
愛用のジーニックスより20g重いけれど、バッテリーが重い分、ライトの数もワット数も大きく、すっごく明るい。
慣れるまで重い感じがしたけれど、じきに慣れた。

いつも遠いなぁと感じた下郷駐輪場、「えっ?もう?」と思った。
ここから国道高架下のエイド(32km)あたりが一番脚がきついと感じた。 
暖かいお茶をいただいて、ちょっとストレッチして進む。
目指すは西寺交差点のエイド。 
44km西寺エイドには10時50分台くらいだったかなぁ?11時少し前に着いたと思う。
暖かいレモネードをいただき、少しだけ座ってレモネードをいただく。
食事エイドはここから14km先の豊田湖。
暖かいうどんを楽しみに・・道は登りです。

石柱溪の看板、昼間来たら綺麗な景色が見えるんだろうなぁ。

豊田湖の橋を渡って、豊田湖の端っこが見えてからエイドの公園まで長く感じるが、昼間の景色はどんなかな~?と想像しながら進む。

間違いそうな部分にガードマンが居て誘導してくれる。

さらに坂道を登ったところが公園の駐車場、58、7km。 
午前1時59分着。何とか目標の2時には着けた。
今年はここがエイドと初めてのチェックポイントだ。 昨年までのように建物の中ではなく、テントなので仮眠できなかった。
おうどん、美味しかった~。

次のエイドは俵山温泉。
ちょっとうっかりすると直進してしまいそうな分岐にはごっつい白線が書かれていて、寝ぼけてなかったらコースミスしないようにしてくれている。
ゆるい登り道が続く。
67km俵山温泉。 エイドの向かいに綺麗なトイレがある。
エイドは建物、中にはストーブか焚かれ、イスもあって仮眠したり休んでいる人もいたけれど、私はここでは休まず、砂利が垰を目指して進む。
もう、そこそこ登ってきているので、砂利が垰を越すのはわけなく、これが峠?間違えたかと思って逆走したこともあった。
今年は廻りにランナーがぞろぞろ居る。

030516daiboudamu 大坊ダム76.6km、5時16分。明るくなってひっそりしたダムが見える。
暗いうちに大坊ダムに着きたかったけれど、食事エイドでは20分以上かかってるし、ほとんど休憩していないつもりの所でも、トイレなど時間をとられて・・・まぁしょうがないかな、私としてはこんなもんかな?

長い下り道をどんどん下る。 お腹が空いてきたので気分が悪くなり嘔吐の気分。 空えずき、オエッオエッ!早くエイド見えないかなぁ?
飴をなめてみると、少しオエッ!というのはまぎれた。
・・とそこへ右前方に立派な建物が見え、エイドがあった。
暖かい味噌汁がありがたかったけれど、他はバナナやお菓子だけ、ご飯がほしいなぁ。
とにかく朝食らしいものが食べたいし、海湧食堂を目指す。

030634yuyawan 日本海、油谷湾や先に浮かぶ油谷島を見ながら、道路は細かにアップダウンがある。
海湧食堂間近になると、そこまではだらだら進んでいたのに、なぜか?急に脚が速く動いてしまった。                      

86.7km、海湧食堂7時6分着。
0307umiwakiokayu おかゆセット、楽しみにしていた朝食、美味しくいただき出発。

振り返ると、油谷中学校があった、きっと私の荷物はあそこかもしれない、と思いつつどうにもならないし、先へ進む。

半島を西へ進んで漁港などを通り、油谷島の先の先にある俵島がチェックポイント2。
今年は曇り空なので暑くなく、夜も寒くなく、丁度良い感じ。
農協分岐からは復路のランナーたちとエールを交わしながら進む。
油谷島は陸続き。
コースは真ん中の道を登って、島を南から反時計回りに廻り、チェックポイントを経て北の道を帰るようになっている。以前は、チェックポイントがどの道を行って帰って来ても、たいして距離に差が出なかったので「どの道を通ってもよろしい」ということだったけれど、昨年からコースは決められている。
北の道を往復してショートカットすれば3km短くなる。
これをやってしまう人がかなりいたようだった。
(反対周りできちんと廻った人もいたけれど少数だったと思う)
この油谷島の道も、細かなアップダウンともう着きそうなのになかなかチェックポイントに着かない感じで長く感じる。

030916tunosima チェックポイントからは引き潮で「角島」がよく見えた。
角のように2個の岩が俵島の右に見えている。 岩の上が白く角のよう。

030916tawarajima
                               

俵島チェックポイント2は98.8km、9時14分。                   

知り合いたちがショートカットしたのを残念な気持ちで少し楽しくなくなりながら復路。
農協のストアでおやつでも買って機嫌直しだ!と楽しみにして行ったら、休みだったのでまたがっかり。

こうなったら、川尻岬の沖田食堂のカレーを目指そう。
ちゃんとご飯炊けていますように~。
昨年はご飯無くなって、カレーが食べられなく意気消沈、しかたなくパンをいただいた。

胃袋は何か食べさせろと言うし・・下腹部の辺りは調子悪く、グルグルいうばかりでトイレに行きなさいと要求するし・・

川尻の沖田食堂まではトイレも無いので頑張る。

先で景○さん発見、しばらくお喋りしながら進むが、トイレに早く行きたいのでお先に行く。

沖田食堂の前ではうーさんがカメラを据えて写してくれる。
第3チェックポイント107.2km、10時34分着。
食堂ではご飯が無い。 しかし今回は5分待てば出来上がると言うので、予約してからトイレへ。
パックカレーになっていた。 辛いカレーを期待していたが甘かった。

少しビール飲んで出発。
031133tanadakawajiri 川尻漁港までの下りから何重にも重なる棚田が美しかった。

                                                             

031234tateisikannon
海沿いに進み、立石観音117.1km第4チェックポイント、12時39分着。
チェックポイントは小屋の前の看板にあって、道の脇で見えやすい所だったのに、場所が解らないと言って、観音岩に登りかけていた人もいた。 ここでもトイレを借りるが、前に入った人がなかなか出てくれず待たされる。 水が流れない、いろいろやったがどうにもならないので・・・という、遠慮しないで、もっと早くタッチ交代してくれればなぁと思う。
タンクに水をためないと流れないのは当たり前。 まだ、私のほうが頭は冴えていたらしい。

ここから登って登って、津黄峠199mを経て、千畳敷330mを目指す。
一昨年、越○さんつながりでお知り合いになった富○さん、応援に来てくださるという連絡。 
彼は一昨年140km参加し、250km参加の実力もある方だけれど、今年は諸事情あり、70kmに参加されるという。

ずーっと曇り空で暑くなく、いつもは暑くて苦しい千畳敷までの登りを景色を楽しみながら登る事が出来た。
津黄峠まで短く感じたし、千畳敷までの上りも楽だった。
やはり、気温の影響は大きいなぁと思った。

031402tuotouge                                                                               

031424senjoujiki2 千畳敷、チェックポイント5は、124、7km、14時21分着。(関門は17時)
レストハウスには美味しそうなソフトクリームが売っていて、いつも買って食べるけれど、お腹の具合が良くないのでなるべく冷たいものは避けるようにした。

ここも、ショートカットせず正規のルートで下る。

031443senjoujiki3 目指すは次のエイド。
中学生の人たちが先生と一緒にやってくれているミニカップラーメンエイド。
道路を下ると、目の前にはこれから行く青海島が見える。
海と山が重なったずーっと先には萩がある。
よし!!行くぞぉ~~。

下り道の途中で富○さんと出会う。 苺美味しかったです。
応援ありがとうございます。
明日は萩のどこかで会いましょうと言って分かれる。

つづく・・・

« 山口萩往還 完踏 | Main | 山口萩往還。仙崎~鯨墓~宗頭~ »

ランニング」カテゴリの記事

February 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

jognote

無料ブログはココログ